イケウチニュース

                   

     イケウチニュース・6月号   

日本:改正建築基準法、米国:サブプライム、と住宅業界は昨年からの着工激減で大きな痛手を受けて来ました。

国交省の判断が着工悪化を招いた『官製不況』に対し、米国の場合は『デリバテイブ不況』と云うべきでしょう。

信用力の低い個人向け住宅融資、(サブプライムローン)を債券化したMBS問題の影響で、日米欧の金融機関の損失は合計30兆円と成ったそうです。「米国の財務省がMBSの20%を買い上げ、政府保証に見せかけて、デリバテイブ(金融派生商品)という手法で、「米国製のニセ債券」を世界中にばらまいた」との評価まで出始めました。

以下に記録的な悪さの「日米の住宅着工戸数の落ち込みの状況」を示します。(太斜文字が、悪化の月です

サブプライムローンが返済不能、直ちに、抵当権執行で空き家となった家屋は、1-3月で60万戸に達しました。一方、完成済の新築住宅20万戸も売れないままで、合計80万戸の住宅は、毎月連続で価格の下落が続いています。

遂には、本年に入り、日・米の新設住宅着工戸数が 実数で逆転するという、歴史的な珍記録 と成りました。

人口数3億人の米国が 人口数1.27億人の日本よりも、住宅着工戸数の月間の実数字が少ないのです!

如何に今のアメリカの住宅問題が深刻で、木材建材業界が厳しい環境にあるかを、ご想像頂けると思います。

 この様な環境下、福田内閣では、未だ構想段階に過ぎない「200年住宅」以外には、何の国家支援策も打ち出さず、需要喚起にも無策で、与野党間の政争に明け暮れる『官・政不況』。誠に腹立しく、情けない思いの、この頃です。
 

住宅着工の日米比較表

 

 

 

年率換算

米国

千戸

年率換算

日本

千戸

実数

米国

千戸

実数

日本

千戸

一戸建実数

米国

千戸

一戸建実数

日本

千戸

2004

1.956

1.193(年度)

1.956

1.189

 1.610.5

514.7

2005

2.068

1.249 〃 

2.068

1.236

 1.715.8

496.4

2006

1.801

1.285 〃

1.801

1.290

 1.465.4

502.8

2007

1.355

1.035 

1.355

1.061

 1.045.9

445.6

 

年率換算季節調整済

 

 

  

  

2007年 4

1.485

1.291

135.8

 107.2

111.4

41.2

 5

1.440

1.146

136.5

  97.0

111.4

40.2

 6

1.468

1.356

137.8

 121.1

110.1

43.9

 7

1.371

960

127.9

  81.7

100.1

33.5

 8

1.347

736

121.2

63.0最悪

86.6

31.7最悪

 9

1.182

730最悪

101.5

63.0最悪

78.6

35.0

10

1.274

857

115.0

  76.9

77.4

38.6

11

1.178

956

87.6

84.2

58.2

37.5

12

1.004

1.050

68.8

87.2

52.6

36.6

2008年 1

1.012

1.187

  64.5最悪

  86.9

   46.1最悪

33.5

 2

1.065   

 1.150

  75.3

  82.9

54.2

  32.8 

 3

  947最悪

 1.088

  77.5

  83.9 

58.1

  34.8 

NEW⇒4

1.032

1.151

 92.4

 97.9

63.7 

  37.9 


上欄 の輸入はネシア・マレーシア産品。下欄の国産は東日本合板メーカー
 

お客様の満足こそ成功のあかしです。
 


 

 

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